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 1976年から「週刊少年ジャンプ」で連載している漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」が17日発売号で最終回となると、集英社が3日、発表した。最終回を収録した単行本も17日発売の200巻で完結する。作者の秋本治さん(63)が別の作品を描きたいという意向のためという。

 「こち亀」は、型破りだが人情にあつい主人公の巡査長、両津勘吉が、東京・下町で交番勤務をしながら巻き起こす騒動を描いてきた。一度の休載もなく続いており、単行本は199巻、計1億4千万部以上を売り上げている。

 SMAPの香取慎吾さん主演でドラマ・映画化、タレントのラサール石井さん主演で舞台化もされた。ラサールさんの舞台は9日から東京・渋谷で10年ぶりに上演される予定。

 秋本さんは「200巻は作家にとって勲章みたいなもの。両さんの引き際としては、200冊残して40周年で祝ってもらってスッと消えるのがやっぱり一番良い大団円の場」とコメントした。集英社広報部は「編集部も我々社員も続きを読みたいので残念ですが、秋本先生の新作を描きたいという思いを応援したい」と話している。(赤田康和