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 約20年にわたり日本の原風景を題材にしてきた名古屋市の染色家が、昨秋初めて訪れた原爆ドーム(広島市)を染め物で描いた。「老朽化が進んでも、作品で戦争の悲惨さを次の世代に伝えられる」。そんな思いを込めて、6日から同市中区錦3丁目のギャラリー彩で展示する。

 染色家は守山区の大野比呂志さん(77)。1990年代半ばから、全国の街の風景や建物などを題材に約500点を制作してきた。「都市化や再開発、老朽化で失われる風景を自分の作品で残したい」と考えたからだ。

 今回の作品の一つが、1年ほど前に初めて訪れた原爆ドーム。縦約1・6メートル、横約1・3メートルのパネルにした。型紙を使い模様を染め出す「型染め」の手法で、ドームを本来より濃い茶色がかった灰色にし、背景を黄色で仕上げた。被爆者が負った傷や当時の状況をドームから連想し、感じるままに建物が持つ異質な雰囲気を表現した。

 懐かしさを感じさせる作品が多…

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