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 女性刑務官の採用で定員割れが続いている。「きつい」というイメージから受験そのものが敬遠されたり、仕事の中身をよく知らないまま受けた合格者が採用前に辞退したり……。各矯正管区は、学生や内定者を対象に「女子会」を開くなど、女性刑務官の仕事を知ってもらう取り組みに乗り出した。

 「どんな仕事?」「住む場所は?」。今年7月、東京矯正管区が初めて開いた矯正研修所東京支所(東京都中野区)での説明会。集まった高校生や専門学校生、大学生ら女性約30人からの質問に、現役の女性刑務官2人が答えた。

 参加者の反応は上々だったという。「『強い』イメージと違って、優しく温かみのある人たち」「きつい仕事と聞いていたが、やりがいのある仕事だと思った」。大阪でも開かれたほか、名古屋でも地元の高校や専門学校を採用担当職員やOGの女性刑務官が訪ね、仕事の内容を語る活動を始めた。

 法務省によると、全国の刑事施設で働く刑務官は約1万7600人。うち、女性は1割未満の約1600人(4月現在)で、多くは全国10カ所の女子刑務所などで働く。

 同省は2015年度以降の3年間で女性刑務官の「200人の増配置」を掲げるが、採用は伸び悩んでいる。昨年度の女性刑務官の採用予定者は250人。956人が申し込み、261人が合格したが、採用は約150人にとどまった。

 名古屋矯正管区でも採用予定数46人に対し、最終合格者は25人。採用は11人だった。14年度は30人の予定で採用は15人、13年度は26人の予定で採用は8人。同管区の担当者は「『公務員』のイメージだけで受けて、採用されたら『現実は違った』という人もいる」と話す。

 そんなギャップのためか、女性…

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