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 「今日は楽しみだ」「帽子をかぶって応援したことを思い出す」。8日昼にあった自民党岸田派(宏池会)の会合で、広島県選出の議員から、プロ野球セ・リーグでの広島カープ優勝を待ち望む声が相次いだ。

 宏池会は広島と縁が深い。創設者の池田勇人元首相は広島出身で大のカープファン。カープが最後に優勝した1991年の秋に首相となった宮沢喜一氏も宏池会で広島が地盤だった。カープはそれ以来、優勝から遠ざかり、宏池会も宮沢氏以来、首相を出せていない。

 現会長の岸田文雄外相も広島市が選挙区だ。初優勝を球場で観戦したという岸田氏も「感慨深いものを感じている」としみじみ語った。「ポスト安倍」に意欲を示す岸田氏。派閥のある議員は「『岸田の思いは我が思い』と言える人がどれだけ派閥に増えるか」。カープ並みの団結力が派閥にも求められそうだ。(田嶋慶彦)