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 大阪府内で会社を経営する女性が計約5億7千万円をだまし取られた事件で、府警は8日、いずれも住所不定無職の越智竜也容疑者(32)と栗原節男容疑者(45)を3千万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕し発表した。府警は2人の認否を明らかにしていない。

 捜査2課によると、両容疑者は、女性の代わりに株式を購入したところトラブルが発生したと偽り、解決費用として4月中旬、東京都内のアパートに現金3千万円を送らせ、だまし取った疑いがある。越智容疑者が指示し、栗原容疑者が受け取ったという。

 女性は計約5億7千万円を送ったといい、オレオレ詐欺など「特殊詐欺」の個人の被害としては国内最高額だったという。同課は、両容疑者は金を受け取る「受け子」で、電話をかけてだます「かけ子」が別にいるとみてグループの全容解明を進める。両容疑者はそれぞれ別の特殊詐欺事件で大阪府警などに逮捕されていたという。