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 九州電力の瓜生(うりう)道明社長は9日、鹿児島県庁で三反園訓(みたぞのさとし)知事に対し、再要請されていた川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の即時停止や安全性の再点検についての対応方針を回答した。即時停止については改めて拒否した。一方で住民の避難用に使う福祉車両を増やすことや避難道の整備に協力することを追加の「安全対策」として打ち出し、原発の稼働に理解を求めた。

 九電は5日、三反園知事による川内原発の即時停止要請に応じず、10月以降に予定する定期検査とは別に追加の「特別点検」を実施する方針を伝えた。これに対して三反園知事は「極めて遺憾」と批判し、7日に改めて、直ちに停止するよう再要請していた。