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 関西空港(大阪府)や幕張メッセ(千葉市)などではしか(麻疹)感染者が相次いだ問題で、厚生労働省は9日、ワクチンを定期接種の子どもへ優先したり、必要な本数だけ注文したりするなど適切な対応を求める文書を都道府県などを通じ医療機関などに出した。

 はしか予防の定期接種は1歳と小学校入学前の1年間に計2回する。厚労省によると9日時点で全国的には定期接種用の十分な在庫がある一方、8月以降の各地の感染拡大を受け、接種したことがない人らの接種の需要が増加。一部の医療機関や地域から入手が難しくなっているとの声も寄せられているという。

 このため厚労省は文書で、医療機関に対しては「定期接種が確実にできるよう配慮すること」「ワクチンの予約は必要な本数だけすること」を要請。卸販売業者に対しても、必要量を供給してワクチンの偏在が起きないよう配慮を求めた。