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 賃貸でも自由に内装を替えられる「DIY住宅」。都市再生機構(UR)は来月以降、大阪市の団地で、新たな入居者全員がDIY可能とする取り組みを始める。URではこれまでも1団地につき数戸を試行的に導入していたが、今回は空室の100戸ほどを想定。狙いはDIYを通じた地域活性化で、専門家が工具の使い方などを教える拠点も開設する。

 URのDIY物件は、強度を損ねない限り内装を自由に替えることができる。壁を取り払って2部屋を1部屋にしても、畳をフローリングにしても、壁をペンキで塗ってもOK。そして、通常物件では退去時に必要な原状回復は原則求めない。

 URでは2011年度から関西を中心にDIY物件の供給を始めている。高齢化する団地に若者に住んでもらうのが狙いで、現在では全国の60団地約300戸で展開しているという。ただ、各団地で数戸程度のため、効果は限定的なところもある。

 URが管理する全国約1700団地(約74万戸)の居住者の平均年齢は15年の調査で51・2歳。団地は少子高齢化に悩む日本社会の縮図とも言われるという。

 今回URでは、DIYを通じた地域活性化も目指そうと、大阪市大正区の「千島団地」で10月下旬以降、新たに募集する物件はすべてDIY可能とする。年間100~200戸ほどの募集を予定しており、これほど大規模に展開するのは初めてだ。

 千島団地は、25~53平方メ…

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