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 韓国政府は13日、南東部の慶尚北道慶州(キョンサンブクトキョンジュ)近くで12日夜に発生したマグニチュード(M)5・8などの地震で14人が負傷したほか、蔚山(ウルサン)の火力発電所の一部が破損したなどの被害状況をまとめた。韓国気象庁などによれば、同夜から13日午後5時にかけて余震が274回観測されたが、地震は終息に向かっているという。

 韓国文化財庁によれば、慶州にある世界遺産の仏国寺(プルグクサ)で一部施設の瓦が脱落したほか、石窟庵(ソックラム)の一部で落石があった。韓国の公営企業、韓国水力原子力は、慶州の月城(ウォルソン)原発1~4号機を安全点検のため、12日深夜に手動で停止する措置を取ったと発表した。

 韓国気象庁の資料によれば、M5・8は、韓国で起きた地震では過去最大の規模という。(ソウル=牧野愛博)