[PR]

 国土交通省は13日、京阪神を中心とする近畿地方の高速道路について、原則として走行距離に応じた料金に統一する方針を示した。あわせて実質値上げも検討し、阪神高速では料金の上限が上がる見通しだ。年内にも新料金を固めて、来年度中の導入をめざす。

 この日の有識者会議で示した。近畿の高速道路は、西日本高速道路、阪神高速道路、各地の道路公社などがそれぞれ管理し、料金体系が複雑になっている。このため、距離に応じて料金が上がる区間と均一料金の区間が混在し、利用者からわかりにくいとの指摘が出ていた。

 国交省によると、料金体系の統一とともに料金所の数も減らす考え。道路公社が管理する区間を高速道路会社に移管することも検討する。高速道路網の拡充費用などをまかなうため、「利用者に追加的な一定の料金負担を求める」という。阪神高速は普通車の上限料金930円を引き上げるとともに、割引は縮小する方向だ。

 国交省は年内にも新料金案を公表する。関係自治体の同意などを得て、各区間を管理する会社などが新料金を決め、国交省が許可する。