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 日本の公立中学校では、制服代が一式5万円を超える学校が珍しくない。日本と同様に制服が定着しているものの、制服代の相場が日本よりずっと安いとされる英国を訪ねた。

 ロンドンの老舗デパート「ジョン・ルイス」では7月下旬、9月の年度替わりを前に、制服や学用品のセールが本格化していた。

 1階のショーウィンドーには「Back To School(新学期)」と書かれたポスターが貼られ、制服のマネキンが置かれていた。子供服売り場の半分近くが小中学生向けの制服関連の衣料で占められていた。

 男子の制服は上はブレザーとシャツ、下はズボンが基本形。ブレザーは紺、シャツは水色や白が多い。女子向けには無地のグレーや紺色を基本としたプリーツスカートやワンピースなどが並ぶ。学校ごとに制服のデザインが指定されている様子はない。

 在英約20年で、子ども2人を現地の公立校に通わせたケリー満希子さん(53)は「公立校も制服規定はあるが、日本のように細かなデザインが定められてはいない。成長に合わせて買い直すのが一般的で、親は価格を比べて毎年のように新しい制服に買い替えている」と説明する。

 消費税がかからないこともあり、日本よりずっと安く買える。半袖ポロシャツが2枚セットで5ポンド(670円)。シャツが同じく15ポンド(2010円)。制服の中でも一番値の張るブレザーは26ポンド(3484円)で、日本の平均的なブレザー制服のおよそ6分の1だ。着回すために一式2着ずつ買っても、124ポンド(1万6616円)に収まる。生産国は中国やベトナムが多い。

 どこでも買えるデザインなので、価格競争が起きる。今夏、量販スーパーチェーン「アルディ」は、スカート、シャツ2着、セーターのセットで4ポンド(536円)を切る小学生用制服セットを発表し、話題になったという。

 一方、多くの日本の学校と同じ…

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