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 北海道釧路市で季節外れのサクラが咲き始め、市民を驚かせている。

 高台にある釧路市立博物館前では、エゾヤマザクラが細い枝に白桃色の小さな花をいっぱい咲かせていた。実が赤く色づいたナナカマドのそばで花を咲かせるチシマザクラもある。

 サクラの開花は海に近い地域が多く、8~9月に相次いで上陸・接近した台風が原因とみられている。釧路地方気象台によると、サクラは強風で葉が飛ばされたり、塩分を含んだ潮風で葉が枯れ落ちたりすると、花芽が春と勘違いして目覚めることがあるという。

 市立博物館の学芸員は「冬を越すはずの花芽が咲いてしまったので、来春の花見は少し寂しいかも」と話していた。(奈良山雅俊)