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 福岡県豊前市で昨年1月、小学5年の女児(当時10)を殺害したなどとして殺人や死体遺棄などの罪に問われた土建業、内間利幸被告(47)の公判が15日、福岡地裁小倉支部(柴田寿宏裁判長)であった。午前中には女児の母親が検察側証人として出廷し、「娘をかえしてほしい」などと訴え、極刑を求めた。

 母親はついたてで隔てられた証言台に立って証言。「娘は未来のことを楽しみにしていた。未来を奪われたことが本当に悔しかったと思う」と述べた。

 内間被告が、わいせつな行為について女児の同意があったと主張している点に関しては、「娘が何も言えないのをいいことに、勝手なことを言っている」と批判。「娘は同意するような子ではない。親としても女性としてもこれほど屈辱的なことはない。娘を侮辱しないでほしい」とすすり泣きながら訴えると、涙を流す裁判員もいた。内間被告は証言の間、激しくまばたきを繰り返した。(井石栄司)