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 1人目の子どもを産んだ後も仕事を続ける女性の割合が初めて5割を超えた。国立社会保障・人口問題研究所が15日に公表した出生動向基本調査(夫婦調査)で明らかになった。同研究所は「育児休業を利用しやすくなったことで、仕事を続ける人が増えた」と分析している。

 調査は昨年6月、50歳未満の既婚女性7511人を対象に実施し、6598人(87・8%)が回答した。

 2014年までの5年間で、第1子を出産した働く女性は590人。このうち313人(53・1%)が出産後も仕事を続けていた。統計のある1985年から09年までに出産して仕事を続けた女性は40%前後で推移しており、今回の調査で大幅に増えた。

 また、夫婦が生涯にもうける子どもの数も調査。結婚から15~19年が過ぎた初婚夫婦の子どもは1・94人で、前回から0・02人減少。統計を取り始めた40年以降の最少を更新した。夫婦が実際に希望する子どもの数は2・01人。前回から0・06人減り、これも最少だった。(伊藤舞虹)