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 米ロの仲介で停戦合意に至ったシリア内戦で17日、米軍主導の有志連合が、停戦対象となっているシリアのアサド政権軍を空爆したとして、ロシアが猛反発している。米側は誤爆の可能性を認めつつ、ロシアが国連安全保障理事会の緊急会合を要請したことなどに不満を表明。米ロの対立が再びあらわになり、停戦崩壊も懸念される事態になった。

 米中央軍によると、17日にシリア東部デリゾールで過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点と考えた場所を空爆した。開始後、ロシア側からシリア軍が標的になっている可能性を伝えられ、中止した。米中央軍はロシア側に空爆を通知していたとし、「シリアは複雑な状況で、様々な軍や民兵が近接して存在している。しかし、有志連合は意図的にシリア軍部隊を空爆しない」と弁明。「今回の空爆の状況を調査し、得られる教訓があるかを判断する」とした。

 デリゾールでは、シリア軍と停戦対象外のISが激しい戦闘をしている。

 シリアの国営メディアは、米軍などが17日午後5時ごろ、F16戦闘機2機とA10攻撃機2機で、デリゾール空港に近いシリア軍の拠点数カ所を空爆し、兵士に多数の死傷者が出たと伝えた。在英のNGO「シリア人権監視団」は、シリア軍の兵士90人が死亡したとしている。空爆後、一時、ISが政府軍の拠点を奪ったという。

 米軍は2014年からシリアで…

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