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 18日に閉幕したリオデジャネイロ・パラリンピックで日本勢は金メダルがゼロに終わった。前回ロンドン大会を上回る24個のメダルを獲得したが、「金ゼロ」は夏季大会では初めて。障害者スポーツ界で何が起きているのか。

 競泳男子の木村敬一(26)が目に涙をにじませた。金メダルが期待されていた14日の100メートルバタフライ(視覚障害)決勝。0秒19差で2位になり、「負けた以上、悔いが残らないことはない。死ぬまでモヤモヤする」と絞り出した。17日にあった陸上男子走り幅跳び(切断など)では、山本篤(34)が8センチ差の2位に終わった。

 日本は、24個のメダルを獲得した。前回のロンドン大会の金5を含む計16個を上回ったが、今大会の金メダルはゼロ。1964年東京大会に参加して以来、夏季パラリンピック史上初めての事態となった。

 世界のレベルが上がっている。今大会は約200の世界新記録が生まれ、陸上男子1500メートル(視覚障害)ではリオ五輪の優勝タイムを4人が上回った。競泳の峰村史世監督は「(2004年)アテネ大会の銅メダルタイムがリオでの決勝進出タイムだった」。特に苦しんだのは、88年ソウル大会からアテネ大会まで必ず獲得していたメダルを再び逃した女子競泳陣。期待の若手を中心に派遣したものの、多くが予選落ちした。

 パラリンピックに出場する選手の数は増える傾向にあり、リオには159の国・地域から史上最大規模の約4300人が参加。選手数が増えたことで、競うレベルも高くなる。4年後の東京大会の開催を見据え、日本は強化に使える予算を増やし、合宿や遠征を重ねてきたが、陸上の三井利仁ヘッドコーチは「障害に合わせた生理学的な強化方法などを、もっと突き詰めなければならない」と口にした。

■金メダル107個、強…

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