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 長野県王滝村は御嶽山の王滝口登山道について、現在7合目の「田の原遥拝(ようはい)所」までとしている入山規制を段階的に9合目まで緩和すると発表した。登山者の安全確保のため当面は入山時間に制限を設ける。

 今年度事業として実施した王滝口登山道の避難小屋の補強工事や防災無線設置の工事、登山道の整備が終わったため、村が入山規制の緩和を決めた。

 17日に8合目まで登れるようになり、24日には9合目まで足を運べるようになる。現在、気象庁による噴火の警戒範囲は「火口から概(おおむ)ね1キロまで」。9合目は約1キロ離れている。

 入山規制を緩和した後、監視員が登山道をパトロールする。このほか、遥拝所から先の入山については、規制ゲートの開門が午前7時、閉門は午後4時とする。遥拝所から入山する場合、同県登山安全条例で登山届(登山計画書)の提出が義務づけられる。8合目と9合目の避難小屋に、ヘルメットを各20個配備する。御嶽山は27日で噴火災害から丸2年となる。