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松任谷由実 瞬間の切り詩 1:なぜ「宇宙図書館」

 サンテグジュペリ「星の王子さま」の王子さまは、どんなに多くのバラがあっても、自分の星にあるたった一輪のわがままなバラを一番に愛する。それはなぜ? 私の想像する「宇宙図書館」には、その謎を解く一つの鍵があると思い、38作目の最新オリジナルアルバムのタイトルにした。

 常に新しいことに挑戦したくて、1973年からアルバムを発表し続けてきた。それぞれが当時の私の顔。タイトルには心や時代の瞬間を閉じ込めた。

 私の宇宙への意識は幼いころから続いている。輪廻(りんね)転生を意味する「REINCARNATION」(83年)は、ミッション系の学校に通っていたときに見つけた言葉。イエス・キリストの復活を表す言葉がロマンチックだなって、ポップスに落とし込んだ。生まれ変わり、デジャブ……。科学的に解明できないことにロマンを求めるのが芸術や音楽だと思う。

 現在進行形の時代感を大切にし…

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