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 点滴に異物が混入されて入院患者の男性(88)が中毒死する事件が発覚した大口病院(横浜市神奈川区)では最近、トラブルが相次いでいた。病院は8月に神奈川県警神奈川署に相談していたという。

 横浜市医療安全課によると、同市監査課に7月5日、「看護師のエプロンが切り裂かれていた」「患者のカルテがなくなった」という内容のメールが届いた。8月12日には同じ人物から「病院のスタッフが、漂白剤のようなものが混入した飲み物を飲んで唇がただれた」という趣旨の情報提供がメールであったという。捜査関係者によると、エプロンの切り裂きがあったのは今春だという。

 市は9月2日、大口病院への定期立ち入り検査の際に口頭で事実を確認。病院側は飲み物への異物混入やエプロンの切り裂きがあったことを認めたという。飲み物を口にしたスタッフの容体については、市は把握していないという。

 市は再発防止を求めたが、今回の事件を受けて臨時の立ち入り検査を検討している。(大森浩司)