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 死者58人、行方不明者5人を出した御嶽山(長野・岐阜県境)の噴火災害から2年となる27日、犠牲者の追悼式がふもとの長野県木曽町の町立三岳小学校で営まれた。家族や地元自治体、捜索にあたった自衛隊、県警など関係者約200人が参列。戦後最悪となった火山災害の犠牲者を悼んだ。

 噴火時刻の午前11時52分には、参列者全員で黙禱(もくとう)。午後からは、一般参列者の献花も受け付ける。

 夫の野口泉水さん(当時59)を亡くした弘美さん(58)=長野県池田町=は26日、御嶽山の9合目まで登り、夫が好きだったビールを登山道にまいて冥福を祈った。この日、追悼式に訪れた弘美さんは「私、頑張っているのよ」と、心の中で夫に話しかけた。

 午後6時からは、御嶽山が望める木曽町の「太陽の丘公園」で、地元住民らによる慰霊式がある。死者・行方不明者の数に合わせて献花台に並べた63本のろうそくに点火する。家族のほか、一般参加者の献花、参列もできる。