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 富山市議会事務局職員が地元民放テレビ局から受けた政務活動費の情報公開請求の動きを自民会派元会長(69)=議員辞職=に伝えていた問題で、市教委は26日、同民放が公民館の使用申請書を情報公開請求した文書の写しを生涯学習課長が議会事務局に提供していたと発表した。公民館は政活費不正の際、元会長が市政報告会を開催したように装うのに使われていた。

 市教委などによると、同民放から市立東部公民館の使用申請書の情報公開請求があり、管轄する生涯学習課長は8月上旬、請求した記者名などが書かれた文書の写しを議会事務局に持参。議会事務局は自民会派出身の議長に報告した。市教委は守秘義務違反にあたると認め、生涯学習課長と上司の処分を検討する。

 麻畠裕之・市教育長は会見で「あってはならないこと。申請者、市民の皆様におわび申し上げます」と謝罪。生涯学習課長は朝日新聞の取材に「議会に関連があるかと推測して単なる情報提供として渡した。政活費との関連は知らなかった」としている。(吉田真梨)