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 大阪府警は28日、覚醒剤とみられる薬物計約60キロ(末端価格約48億円)を営利目的で密輸したとして、共に中国籍で、留学生の曹鋭(32)=京都市右京区=と会社員曹春輝(35)=同市下京区=の両容疑者を麻薬特例法違反(業としての不法輸入)の疑いで大阪地検に送検し、発表した。容疑を認めているという。

 薬物対策課によると薬物は1~6月、10回にわたって香港発関西空港行きの国際貨物郵便で密輸された疑いがある。円柱形の鉄製容器(直径14センチ、長さ51センチ)に1・5キロずつ分け、木箱に詰められていたという。

 府警や大阪税関関西空港税関支署が、税関検査や2人の京都市内のアパートで見つけた95個の鉄製容器のうち、四つの容器に入った覚醒剤約6キロを押収。ほかに空の容器36個で覚醒剤反応が検出されたため、それぞれに1・5キロずつ入っていたとして薬物は約60キロと計算した。2人は香港から覚醒剤約12キロを密輸したとして覚醒剤取締法違反容疑で逮捕・起訴されていた。