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 「焦げ茶色のペリカンのヒナを見かけませんでしたか」。山口県宇部市の「ときわ公園」が、園内から飛び立ってしまった生後4カ月のモモイロペリカンの情報を求めている。

 行方不明になったのは今年5月に誕生した雌のヒナで、公園内の「ときわ動物園」で飼育されていた。2羽いるヒナのうち1羽が25日、高さ2~3メートルの柵を飛び越えたが、このときはすぐに飼育員に保護された。

 ところが26日午前、市民から「ペリカンが園内を飛んでいる」と連絡があり、2羽のうち1羽がいなくなっていた。ヒナは翼を広げると約2メートル。動物園の宮下実園長は「まさか園外に飛び立っていけるほど成長していたとは」と話す。

 公園は「まだ自力では帰ってこられないかもしれない」と、情報提供を呼びかけている。連絡先は市常盤動物園協会(0836・21・3541、火曜休園)か市役所宿直(0836・31・4111)。(尾崎希海)