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 調剤薬局の総合メディカル(福岡市)は今月から、店舗のショーウィンドーを利用した「ポスター型」仮想店舗の運営を始めた。ポスターに掲載された商品のQRコードにスマートフォンをかざして購入手続きをすると、最短で翌日に商品が自宅に届く仕組み。

 14日にオープンしたのは福岡・天神にある店舗で、ガラス窓の店内側から外に向けポスターをはった。黒酢飲料など健康食品を中心に21商品を扱う。利用するには、専用の無料アプリが必要だ。通信販売とは異なり、実際に薬局内にいる薬剤師らと相談して購入できる。

 健康食品は店内でも扱っている。ただ、仮想店舗を利用すれば、顧客は重くかさばる商品を持ち帰らずに済む。店舗の営業時間外にも利用できるほか、スマホで簡単に決済、配送の手続きができるのも魅力だ。

 店側も在庫を気にする必要がない。総合メディカルには、利便性を高めることで、処方薬以外の購入客を呼ぶ狙いがある。今後、介護用おむつなど在宅介護をする顧客向けの商品も増やす。またQRコードを掲載したチラシを店舗で配布するほか、仮想店舗を増やすことも検討する。(湯地正裕)