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 2020年東京五輪・パラリンピックの招致ロゴを無断で使ったグッズを販売したとして、警視庁は、米国籍で外国語指導助手のデイビッド・ロイ・ユールスタイン容疑者(53)=熊本県水上(みずかみ)村岩野=を商標法違反(商標権の侵害)容疑で逮捕し、28日発表した。警視庁によると、東京五輪の商標権をめぐる事件が立件されるのは全国で初めて。

 生活経済課によると、逮捕容疑は昨年5月~今年5月、東京五輪・パラリンピック組織委員会の許諾を得ずに、招致ロゴを印刷したマグカップやマウスパッドなど計5点を5人に販売したというもの。「五輪関連のものを作れば売れると思った。許可が必要だとは知らなかった」と容疑を一部否認しているという。

 招致ロゴは、五輪の招致活動中に使われていたもので、5色の桜の花が輪になっているデザイン。ユールスタイン容疑者は、東京での五輪開催が決まった13年9月ごろから、自らが運営するショッピングサイトで販売を始め、200点以上のグッズを販売していたという。同課は、ネット上からロゴをダウンロードして使用したとみて調べている。