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 他人のクレジットカード情報を使った偽造カードで買い物したとして、警視庁は、中国籍の男女6人を不正作出支払用カード電磁的記録供用と詐欺容疑で逮捕し、29日発表した。グループが利用したカード情報はいずれもホテル大手のヒルトン・ワールドワイド社から流出したもので、同庁が情報の入手方法を調べる。

 組織犯罪対策特別捜査隊によると、逮捕されたのは住所不定、無職劉国鵬容疑者(26)ら20代の男女6人。今年1月16日、東京都豊島区などのドラッグストアで偽造カードを使い、化粧水など計60点(約53万円相当)をだまし取るなどした疑いがある。

 捜査関係者によると、6人はヒルトン社から流出した複数の顧客のカード情報をそれぞれ白紙のカードに記録させ、表装を施して店頭で提出していたという。関係先からは、偽造カードを作る機械が見つかった。同隊は、グループが関東近郊で今年1~5月、同社の顧客のカード情報を使って約1700万円相当の買い物をしていたとみている。

 同社は昨年11月、ホテルの情報管理システムが不正アクセスをされ、クレジットカードの決算情報が流出したと発表した。