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 松江市の県立美術館が29日、入館者500万人に達した。1999年3月の開館から17年と6カ月で節目を迎えた。

 500万人目は鳥取県米子市陽田町の主婦馬野恵子さん(57)。夫の清史さん(62)、次男の妻の祐子さん(32)と3人で訪れた。溝口善兵衛知事から記念の額絵、タンブラーなどを贈られ、驚いた様子の恵子さんは「すごくうれしい。この美術館は家族みんながファンで、企画展のたびに来ている。来ると気持ちがほっとします」と話した。

 宍道湖の夕日も楽しめる美術館として知られ、99年度には約53万人の入館者を集めたが、その後は20万~30万人台で推移。2014年度は20万人を割り込み、リピーターの確保が課題となっている。長谷川三郎館長は「当館には日本でも有数のコレクションが多々ある。これらをもっと知ってもらうことが必要だ」と話した。

 500万人記念として10月15日午後3時、美術館横の岸公園にある彫刻「宍道湖うさぎ」の作者、籔内佐斗司(さとし)さんの講演会をホールで催す。無料、事前申し込みが必要。希望者は同館(0852・55・4700)へ。(奥平真也)

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