拡大する写真・図版 岬神社(土佐稲荷)の境内に立つミニ龍馬像=2016年3月、塩原直美撮影

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 今秋、京都を皮切りに、長崎・東京・静岡の4都市で特別展「没後150年 坂本龍馬」が開かれます。

 1867(慶応3)年、京都・近江屋で暗殺され、京都に眠る坂本龍馬。今もたくさんのファンが龍馬ゆかりの場所を訪ね、しのんでいます。歴史上で最も人気のある1人ゆえ、ゆかりの定番スポットは、みなさんご存じだろうし、情報もたくさんあります。

 今回はそこは外し、少しマニアックな龍馬スポットを訪ねます。龍馬と交流した人物にも光を当て、紹介します。

 その前に。ここ10年、様々な研究成果や最新技術の導入によって、龍馬に限らず、歴史の定説が覆る新発見や新事実、あいまいだったことが解明されるなど、歴史革命が起こっています。

 新聞記事に発表されても、なかなか教科書を変えるまでには時間もかかり、定説はそのままということも多いのが現状です。

 龍馬に関しても、京都国立博物館所蔵の刀が、近江屋(現在、河原町通に碑)で龍馬が暗殺された際、持っていた刀の可能性が高いことが、最新機器と寄贈された資料で、今年明らかになりました。

 つい先日には、薩長同盟が締結されたのは薩摩藩邸(現在の同志社大学今出川校地内)という説から、薩摩藩家老の邸宅だったと言う説が有力になり、さらに、その邸宅場所(上京区森之木町周辺)が特定されたとの発表もありました。

 「真実を知りたい」という歴史学者や関係者の情熱による新発見に私のような歴史ファンは感動します。今回の「坂本龍馬展」では新事実によって、また龍馬に一歩近づくことができる、そんな気がします。

京にある龍馬像は何体?

 ご存じの通り、円山公園内には坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像があります。そのモデルとなった小サイズの同像は、2人の墓(京都霊山護国神社)の側に立っています。そのほかに、木屋町にある岬神社(土佐稲荷)には小さな龍馬の像、伏見の寺田屋にも一体あります。この四つはファンには定番ですね。

 比較的新しい像として、伏見の弁天橋近く、十石舟乗り場あたりには、お龍さんと2人そろっての「愛の旅路の像」があります。

 寺田屋で襲撃され伏見薩摩藩邸…

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