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 2014年3月の火災で約40店舗が焼けた阪急十三(じゅうそう)駅(大阪市淀川区)前の飲食店街(通称・ションベン横丁)が1日、復興の「街開き」を迎えた。跡地に建った飲食店など10店で営業が始まり、かつてのにぎわいを取り戻そうと、新たな一歩を踏み出した。今後も順次開店していくという。

 「昭和」を感じさせた古い建物群は、白や黒、クリーム色の真新しい外壁で2~3階建ての約20棟に姿を変えた。東側の幅約2・5メートルの狭い私道も建築基準法に基づき、4メートルに広げた。この日オープンした「大瓶小町(だいびんこまち)十三本店」を訪れた秋元冨範(とみのり)さん(80)は、40年ほど前から横丁の常連。「ずっと街の再開を待っていた」と、笑顔でビールを飲み干した。(長野佑介)