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 「1番でないと絶対ダメ」――。30日の衆院予算委員会で、自民党議員から「1位」にこだわる発言が相次いだ。念頭にあるのは、民進党の蓮舫代表が過去に述べた「2位じゃダメなんですか」という、あの言葉だ。

 自民の茂木敏充政調会長は、先端技術の開発や活用で成長戦略を進めるべきだと主張。「自民党は自動走行でもロボットでも、最初から『2番じゃダメなんですか』と、こんなことは決して言いません。『1番を取る』、こういう思いで取り組みをしていきたいと思います」と述べた。

 茂木氏が暗に批判したのは、旧民主党政権時代の蓮舫氏の発言だ。2009年の事業仕分けの際、次世代スーパーコンピューターの開発をめぐり、行政刷新相だった蓮舫氏は「2位じゃダメなんですか」と指摘。話題になった。

 質問で健康長寿社会の実現を訴えた自民の渡嘉敷奈緒美衆院議員も、「『2番ではだめなんでしょうか』とある党首の方がおっしゃっておりましたけれども、2番ではダメで1番でないと絶対ダメなんです。ビジネスチャンスは1番しか手に入れることができません」と語った。(藤原慎一)