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 大相撲で4年ぶりに十両復帰を決めた甲府市出身の竜電(25)=本名渡辺裕樹、高田川部屋=が30日、高田川親方とともに甲府市内で記者会見した。竜電は「十両に上がることができ、とてもうれしい。これからもっと厳しい戦いが始まる。九州場所では勝ち越しを目指したい」と抱負を語った。

 4年前、新十両になった九州場所で右股関節を故障。高田川親方によると、計3回、同じ部位を骨折し、医師からは再起は難しいのではないかと言われたという。現在も新十両に上がった時のけいこ量はこなせていない。

 竜電は「部屋のみんながけいこをしている時に、何もできずにいるのが一番辛かった。戻ってほしいという言葉がすごい励みになった」と語った。高田川親方は「苦しみを乗り越えたことはたいしたものだと思う。4年間で人間的にも気持ち的にも成長した」と語った。

 九州場所は11月13日に初日を迎える。竜電は「とにかくいい相撲をとりたい。早く幕内に上がり、いずれは横綱を目指したい」と意欲を見せた。高田川親方は「正々堂々の真っ向勝負で、スピーディーな相撲をとってほしい」と期待を込めた。(田中基之)

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