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 今年のノーベル文学賞は、13日に発表される見通しとなった。AP通信などが9月30日、一斉に報じた。例年は10月上旬の「ノーベルウィーク」に連なり、平和賞の前日に発表されるのが慣例だが、今年は1週間遅れることになる。スウェーデン・アカデミー内で文学賞を選考するノーベル委員長のペール・ベストベリー氏は、選考をめぐる委員間の不同意が原因ではないとしているという。

 文学賞は、村上春樹氏が受賞するかで大きな注目を集めている。1月末に受賞者の推薦が締め切られ、5人のノーベル委員を中心に選考が行われる。夏季休暇明けの9月下旬から毎週木曜日に通常4回設けられる会合が、今年は暦の関係でこれまで3回しか設けられなかったと説明している。

 過去には2005年や06年にも、他の賞より発表が1週間ずれ込んだ。一方で03年や99年には、他の賞より発表が早まったという。(ロンドン=渡辺志帆)