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 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が民間人に機密文書を渡していた問題などをめぐり、検察当局は31日午後、文書を受け取っていたチェ・スンシル氏に出頭を求め、事情聴取を始めた。検察当局はチェ氏が文書を受け取った経緯などに加え、財団の資金を流用するなど私物化していた疑惑についても調べる。

 チェ氏は31日午後3時ごろ、特別捜査本部が置かれているソウル中央地検の庁舎に着いた。チェ氏は帽子を深くかぶり、口元をマフラーで隠すように巻いていた。記者団に囲まれ、「国民のみなさん、許して下さい。申し訳ございません」と述べた。現場には学生らも詰めかけ、「朴槿恵は辞任しろ」「チェ・スンシルを拘束しろ」と叫び、騒然となった。

 チェ氏は1974年に朴氏の母親が亡くなった後から朴氏を支援するようになった。27日付の韓国紙「世界日報」によると、チェ氏は同紙のインタビューで文書を受け取っていたことは認めたものの、「国家機密とは知らなかった」と釈明。検察当局にも同様の説明をするとみられる。(ソウル=東岡徹

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