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 下請け業者に人件費を水増し請求させ、会社に損害を与えたとして、京都府警は3日、東映京都撮影所(京都市右京区)元所長、竹村寧人(やすと)容疑者(54)=同市中京区聚楽廻南(じゅらくまわりみなみ)町=を会社法違反(特別背任)の疑いで逮捕し発表した。「生活費にあてるためにやった」と容疑を認めているという。

 右京署によると、竹村容疑者は所長だった昨年9月4日、イベント会場に飾るイラストを受注した市内の業者に、作業した人数を7人から17人に水増しした虚偽の内容の請求書を提出させ、自ら決裁。会社に22万6800円の損害を与えた疑いがある。

 昨年5月に匿名の投書を受けて東映が内部調査し、竹村容疑者が約1千万円の着服を認めたとして、昨年11月に懲戒解雇していた。