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 「点字ブロックは命の道です」――。視覚障害のある児童・生徒やその家族たちが1日、福岡市中央区の西鉄福岡駅のコンコースで、道行く人々に点字ブロックの大切さを訴えた。

 視覚に障害のある人は外出するとき、白杖(はくじょう)で点字ブロックをたどったり、凸凹を足の裏で感じて方向を感知したりする。ブロックの黄色を頼りに進む弱視の人もいる。だが、ブロックを車や自転車がふさいでいることもしばしば。大切さを知ってもらおうと北九州、福岡、福岡高等の各視覚特別支援学校と柳河特別支援学校の計4校の生徒とPTAが初めて合同で企画。約70人が「点字ブロックは命の道です。ご理解ご協力よろしくお願いします!」と声を張り上げた。チラシを入れたチケットホルダー約1500枚も配った。

 福岡高等視覚特別支援学校2年の中嶋大空(そら)さん(17)は全盲で、点字ブロック上に駐輪された自転車によくぶつかる。うっかり倒してしまい、起こそうとしていたら「何しとるんや」と怒鳴られたこともある。「点字ブロックは私にとって生活の一部で、単独で歩くには必要不可欠。理解を深めていただけたら」と話していた。(渡辺純子)