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 神戸刑務所(兵庫県明石市)で受刑者が製造する靴の材料となる生ゴムなど1300万円分が在庫からなくなっていたことが、会計検査院の調べでわかった。同じ倉庫には別の事業の生ゴムも保管しており、誤って流用した可能性があるという。

 神戸刑務所では、受刑者が使うサンダルや運動靴を刑務作業で製造。材料となる生ゴムや合成ゴムなどを倉庫で管理していた。会計検査院が2011~13年度に税金で調達した生ゴムや合成ゴムなどの在庫を調べたところ、1300万円分足りなかったという。

 倉庫には、公益財団法人「矯正協会」から受託した事業で生ゴムなども保管されていた。きちんと区別されて管理されていなかったため、誤って矯正協会分として扱われた可能性があるという。

 検査院は、これらも含めて台帳での在庫管理ができていなかったとして、11~13年度に材料費として使われた計約1億3千万円を「不当」と指摘する方針。