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 7月の参院選で初当選した自民党の小野田紀美(きみ)参院議員(33)=岡山選挙区=が4日、米国との二重国籍状態であることを自身のフェイスブックで明らかにした。現在、米政府に対して米国籍を放棄する手続きを進めているという。

 小野田氏のフェイスブックによると、民進党の蓮舫代表の二重国籍問題報道を受けて自らの国籍を改めて調べたところ、米政府に対する国籍離脱の手続きが終わっていないことが判明したという。小野田氏は日本人の母と米国人の父の間に米国で生まれた。東京都北区議を経て参院選に立候補するにあたり、2015年10月、日本国籍を選択し、米国籍放棄の手続きを日本で行った。

 ただ、外国籍の離脱には日本での手続きとは別に、外国当局にも離脱を届け出る必要がある。小野田氏はこれを行っていなかった。小野田氏は取材に「大変ご心配をおかけし、申し訳ない」と陳謝した。

 国籍法は日本国籍を選んだ場合、「外国の国籍の離脱に努めなければならない」と定めている。この規定は努力義務で、罰則規定はない。