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 米海軍の艦船2隻が2日にベトナム中南部の要衝カムラン湾に寄港したことを、米海軍当局者が4日明らかにした。1975年のベトナム戦争終結後、米軍艦が同湾に入るのは初めて。南シナ海の軍事拠点化を進める中国を念頭に、米越の防衛協力関係を印象づける狙いがある。

 米海軍当局者によると、2隻はミサイル駆逐艦と、潜水艦に燃料や食料を補給する潜水母艦で、9月末から中部のダナンでベトナム海軍と合同で捜索・救難訓練をした後に寄港した。

 カムラン湾はベトナムが中国などと領有権を争う南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島に近く、冷戦時代は旧ソ連軍が軍事的要衝として使用していた。外国船の入港は制限されていたが、海上自衛隊の護衛艦も今春初めて入港した。(ワシントン=峯村健司)

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