[PR]

 万博記念公園(大阪府吹田市)の太陽の塔の内部が6日、報道陣に公開された。1970年の大阪万博の閉幕後、初めて塔内全体がライトアップされ、オブジェ「生命の樹(き)」が鮮やかに浮かび上がった。中に入ると、オブジェの一部が破損したり床がはげたりして、傷みが目立つ状態だった。

 故・岡本太郎氏がデザインした太陽の塔の内部はふだん原則非公開で、10月末から耐震改修工事に入るため、公開した。

 生命の樹は高さ41メートル。樹には生物の進化の過程を表現する恐竜や三葉虫などの生物模型が付いている。ただ、292体あった生物模型のうち現存するのは約70体で、今も取り付けられているのは30体ほど。府は耐震改修に合わせて「生命の樹」や、万博閉幕後から行方不明になっている「地底の太陽」の復元もする。

 29、30日には抽選で選ばれた1300人に公開する予定。改修後の2018年3月から一般公開される。(太田成美)