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 北海道旭川市のアパートで9月、住人の溝口ゆみ子さん(55)ら家族3人が殺害された事件で、道警は5日、同じアパートの別の部屋に住む溝口さんの長女の無職、ゆかり容疑者(32)を殺人容疑で逮捕し、発表した。ゆかり容疑者は容疑を否認しているという。

 道警によると、ゆかり容疑者は9月13日、アパート1階の自宅にいた溝口さんの胸などを包丁で刺して殺害した疑いがある。

 ゆかり容疑者は事件発覚の同日夕、アパート2階の自室で両腕にけがをした状態で見つかり、入院して治療を受けていた。道警は、ゆかり容疑者宅から血がついた柳刃包丁を押収。同日午前に旭川市内で包丁を購入したレシートも発見し、詳しく調べていた。

 このアパートでは同日夕、溝口さんのほか、2階の部屋で溝口さんの父母の八木福七(ふくしち)さん(80)とテツ子さん(78)も血を流して倒れているのが見つかり、3人とも死亡した。道警は、八木さん夫妻の死亡にもゆかり容疑者が関わった可能性があるとみて調べる方針。