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 証券会社に身分を隠して口座を開設したとして、大阪府警は5日、関東を拠点とする総会屋グループ「小峰グループ」主宰の竹之内昌虎(まさとら)容疑者(54)=千葉県松戸市=を詐欺容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。竹之内容疑者は複数の上場企業の株を保有する現役総会屋で、週刊誌などで「最後の総会屋」と紹介されていた。

 捜査4課によると、竹之内容疑者は2011年3月、総会屋の身分を隠して証券会社に株式などの取引をするための口座を開かせた疑いがある。証券会社は総会屋や暴力団員ら反社会的勢力に口座を開かせないとする排除条項を定める。

 また府警はこの日、東京都港区の発電事業会社「日本再生トラスト合同会社」の代表社員、新田靖浩容疑者(49)ら男6人を、13年9~11月に太陽光発電に伴う収益の配当をうたい、無登録で一般投資家から資金を集めたとする金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで逮捕した。新田容疑者は「国の登録が必要とは知らなかった」と容疑を否認しているという。

 同社は竹之内容疑者の関連口座に13年4月ごろから2年間で計5千万~6千万円を入金しており、犯罪収益の可能性があるとみて調べる。