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絵本作家・みやこしあきこさん

 小学生のころは漫画家になりたいと思っていました。アニメ「風の谷のナウシカ」のキャラクターをまねして描いては、友だちにばらまいていました。

 漠然と絵を描く仕事がしたいと思っていた私が絵本に引きつけられたのは、美大を目指して浪人中に書店で見かけた「よあけ」(福音館書店)という絵本との出会いです。

 山あいの静かな湖が暗がりから徐々に明るくなっていく短編映画のような作品で、互いを引き立て合う絵と短い文、ページをめくる行為で物語が広がります。絵だけでも文だけでもできません。絵本ならではの表現だと感激しました。

 「私もこんな表現がしてみたい」と思い、絵本を作り、コンテストに応募し始めました。就職した後も続け、出版につながったのが、2009年の「たいふうがくる」(BL出版)です。

 絵にしたいと思ったシーンは日々、絵にしています。真っ白な雪の中を鮮やかな赤い服の女の子が歩く絵を出発点にしたのが、10年に出版した「もりのおくのおちゃかいへ」(偕成社)。色をどう使うかも作品ごとに決めているのですが、この作品にほかの色はあえて必要なかったから、女の子の赤い服と黄色い髪以外は、ほとんどモノトーンにしました。初めて読者を意識して作った本で、おはなしを分かりやすく魅力的に伝えるために試行錯誤を繰り返し、デビュー前の着想から出版まで4年かかりました。

 絵本を作るときは、場面や体験…

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