国賓として来日したベルギーのフィリップ国王夫妻が11日午前、皇居・宮殿で天皇、皇后両陛下と会見した。宮内庁によると、国王が「空港に降りた時からの歓迎ぶりは大変素晴らしいもので感動しています」と述べた。両陛下は12日に国王夫妻を茨城県に案内する予定で、国王が「お疲れになりませんか」と気遣うと、天皇陛下は「ご心配はいりません。私も楽しみにしています」とこたえた。

 両陛下はたびたびベルギーを訪問し、同国の王室とは交流が深い。ベルギーから国賓が来日するのは戦後3回目で、1996年10月のアルベール2世国王夫妻以来。日本とベルギーの外交関係樹立から150年を迎えるのに合わせて政府が招待した。

 会見に先立ち、皇居・宮殿前の東庭で開かれた歓迎行事には、両陛下のほか皇太子ご夫妻、安倍晋三首相夫妻らが出席した。夜には両陛下主催の宮中晩餐(ばんさん)会が開かれる。