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 京都市は6日、市美術館(左京区)のネーミングライツ(命名権)を総額50億円で京セラ(伏見区)に売却すると発表した。来年4月に一時閉館し、2019年度まで実施する予定の大規模改修の費用をまかなうため。再オープン時から愛称を「京都市京セラ美術館」とする。

 市美術館は1933年、東京都美術館(東京都台東区)に次ぐ日本で2番目の大規模公立美術館として設立。近年は老朽化が進み、市は約100億円をかけて改修をする予定。この半額をまかなうため、9月に命名権の売却先を募集した。

 契約期間は50年で、50億円と消費税は17~19年度に分けて払われる。京セラ広報は「文化芸術を通じて、本拠地・京都の発展に貢献できる。一級の美術館を支援させてもらうことで、ブランドイメージの向上にもなる」と期待する。

 京都市の50億円規模の命名権売却は過去に、旧京都会館(左京区)の命名権を半導体大手ロームに総額52億5千万円(税込み)で売却し、「ロームシアター京都」となった例がある。(久保智祥)

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