ロンドン=寺西和男
石油輸出国機構(OPEC)は9~13日にトルコ・イスタンブールであるエネルギー関係の国際会議に合わせ、ロシアなど非加盟国と非公式会合を開く。ロイター通信によると、アルジェリアのブーテルファ・エネルギー相が地元メディアに会合の予定を明らかにした。
OPECは9月28日のアルジェリアでの臨時総会で、8年ぶりに事実上の減産で合意。加盟14カ国全体の産油量を8月の生産水準より最大で1日当たり70万バレル減らすことを決めた。今回の非公式会合では、非加盟国に減産に協調するように呼びかける見通し。ロシアのノバク・エネルギー相も協議に参加する予定だという。
OPECは、非加盟国との協議を踏まえ、11月末の総会で加盟国別の減産幅などの詳細を決める方針だ。(ロンドン=寺西和男)
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朝日新聞国際報道部