【動画】リオデジャネイロ五輪とパラリンピックの選手たちがパレード
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 リオデジャネイロ五輪とパラリンピックの選手らによるパレードが7日、東京都中央区であった。五輪、パラリンピックの合同開催は初めて。さわやかな秋晴れの中、87人のメダリストが参加し、沿道には4年前のロンドン五輪直後のパレードを約30万人上回る約80万人(主催者発表)が詰めかけた。

 主なコースは銀座の中央通りを通り、日本橋室町の三井不動産本社前までの約2・5キロ。4年前より距離を約2・5倍に延ばした。選手を乗せたバスやトレーラーが通ると沿道から大きな歓声が上がり、スマートフォンをかざして写真を撮る人が多く見られた。選手たちは時におどけながら、笑顔で頭を下げたり手を振ったりした。

 虎ノ門ヒルズ近くでの出発式では、五輪レスリング女子53キロ級銀メダルで日本選手団主将だった吉田沙保里選手(34)は「選手全員の感謝の気持ちを伝えたい。パレードの盛り上がりが2020年東京大会につながってくれたら」。パラリンピック車いすテニス女子シングルス銅メダルで日本選手団旗手だった上地結衣選手(22)は「五輪選手と参加できてうれしい。4年後はこれまで以上に高みを目指し東京大会を盛り上げたい」と話した。

 日本は五輪で12の金を含む史上最多の41個のメダルを獲得。バドミントンで日本勢初の金メダルを女子ダブルスで獲得した高橋礼華(あやか)選手(26)、松友美佐紀選手(24)ら、メダリスト58人中50人が参加した。体操男子団体と個人総合で金メダルを獲得した内村航平選手(27)は「4年前より長い距離で人も多かった。スーパースターになった気分」。競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介選手(22)は「地上にもビルの上にもたくさんの人がいて、ありがたいしうれしい限り」と声を弾ませた。

 パラリンピックでは金メダルはなかったものの、ロンドン大会を上回る24個のメダルを獲得。杉村英孝選手(34)ら銀メダルのボッチャチームなど、メダリスト38人のうち37人が参加した。競泳(視覚障害)で四つのメダルを獲得した木村敬一選手(26)は「五輪と同じように扱ってもらい、たくさんの人が応援してくれていることが実感できた」。陸上女子400メートル(切断など)銅メダルの辻沙絵選手(21)は「上を見ても下を見ても横を見ても多くの方がいて、幸せな景色でした」と感激していた。