高重治香
おにぎりを作ったり食べたりした写真をSNSに投稿すると、協賛企業から1件につき100円が寄付され、飢える子の給食5食分になる。そんなキャンペーンが11日に始まる。実りと食欲の秋の、お裾分けだ。
世界の飢えと過食の問題に取り組むNPO「テーブル・フォー・ツー」(TFT)が日米で展開する「おにぎりアクション」で、昨年開催の1回目は5千枚を超す投稿があった。参加者には、それぞれの思いがある。
東京都の商社員、土井川慶岳(よしたけ)さん(29)は、登山した仏伊国境のモンブラン中腹を舞台にした。友人と2人で、アルファ米を山小屋でもらった湯でふやかして作った塩にぎりにかぶりついた。撮影までに凍らないよう前の晩は懐に入れて眠った。「クタクタの状態で食べたおにぎりは、めちゃくちゃおいしかった」
投稿後に駐在したインドの地方…
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朝日新聞社会部