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 リオデジャネイロ五輪とパラリンピックのパレードには、80万人(主催者発表)が沿道に詰めかけた。身動きが取れないほど、ファンで埋め尽くされた歩道。バスから見た光景について、「例えが上手」とインタビュアーのご指名で感想を求められたのが、競泳男子400メートル個人メドレーの覇者、萩野公介だった。

 「いや、難しい……」。数秒間悩んだ末に、萩野は「正しいかは分からないですけど」と前置きした上で独特の表現で話した。

 「高級バナナみたいな感じ。びっしり実が詰まった。銀座と日本橋の間に人がぎゅーっと詰まっていて」

 ただ、この感性は同席したレスリングの伊調馨や体操の内村航平には響かなかったようで、2人からは言葉をひねり出した努力をたたえる拍手が送られたのみで、笑いは取れず。萩野は「とりあえず、人がものすごくいっぱい集まっていたということです」と早口でフォローし、照れ笑いしていた。(松沢憲司)

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