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 古田肇知事は7日、部下の子育てなどを応援する上司「イクボス」になると宣言した。県議会で恩田佳幸議員(無所属)の一般質問に対し、組織のトップとして取り組みを進めてきたとして「改めて特別な場で宣言するというよりは、本答弁をもってイクボス宣言とさせて頂きたい」と述べた。

 イクボスとは部下のワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の両立)を応援したうえ、業績で結果を出し、自らも私生活を楽しむ経営者や管理職。東京のNPO法人が2014年に提唱し、全国の企業や自治体に理念が広がっている。

 県職員男性の育休取得率は昨年度、38・6%で民間の1・9%に比べて大幅に高かったという。古田知事は、特別休暇の対象範囲拡大や多様な働き方ができる早出遅出勤務の創設などに取り組んだ結果とし、「イクボスという言葉こそ使っていないが、我々の取り組みと実質的に同趣旨だ」とも語った。(山岸玲)