【動画】奄美大島の星空と満月のマングローブ林=外尾誠撮影
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 昔々、奄美大島のミケランという若い漁(猟)師が水浴び中の天女を見つけ、羽衣を隠してしまう。天に帰れなくなった天女はミケランの妻になるが、偶然、羽衣を発見して天に戻る。ミケランも後を追うが、天人になる試験に失敗。2人は天の川両岸で離ればなれになり、七夕の日にだけ再会できるようになる――。

 冥王星と和訳し、星の文人と呼ばれた野尻抱影(ほうえい、1885~1977)の著書「星と伝説」(偕成社)に、こんな話が紹介されている。天の羽衣と七夕の伝説が合体した内容だ。

 「神話が生まれるほどの美しさだね」。島の自然写真家で、森のガイドも務める常田守さん(63)は先月、夏の大三角を撮影しながらうなずいた。ひこ星アルタイルに織姫ベガ、その間を流れる天の川。ガイド中、満天の星に感激する客の姿をたくさん見てきた。「都会と違い、奄美の夜は暗くて星がよく見える。発想を変えれば、人をひきつける武器になる」と考える。

 その武器を生かす動きで先行す…

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